1983-09-29 第100回国会 衆議院 決算委員会 第1号
○井上(一)委員 この問題が指摘されてから、実質的には種牡馬の購入については予算が凍結されているわけであります。そのことは、よろしくない商社の取り組みが生産者に対して多大の迷惑をかけた、こういうことなんです。
○井上(一)委員 この問題が指摘されてから、実質的には種牡馬の購入については予算が凍結されているわけであります。そのことは、よろしくない商社の取り組みが生産者に対して多大の迷惑をかけた、こういうことなんです。
それから、これは古いところから順次申し上げますれば、明治二十九年の種馬牧場官制による種馬牧場では種牡馬を多数つないでいた。それから大正、昭和とずっといきまして種畜あるいは種馬の中には両方が入っておるのであります。従いましてこの家畜改良増殖法だけを取り上げてそう言われても、全体のことをさすことにはならないと思うのであります。
種馬というものの規格は種牡馬の規格になっておる。種牝馬は別の表現を使っておられる。種馬の奨励の場合は種牡馬になっておる。すべての通牒や補助や何かの規定は全部そうです。馬ばかりじゃない。牛でもそうです。それを雌も入っておる、雄も入っておるというのでは、今後農林省の告示でも補助でもでたらめなことができますよ、そこで私はお尋ねしている。
その中の表の説明に備考(一)として、「この表に掲げた数値は種牡馬のものである。種牝馬については、体高において約三糎、体重において約三〇瓩小さい数値とする。」ということがあるのでありまして、種馬のときには種牡馬も種牝馬も両方含まれておる、こういうふうになっております。
今までの通牒によりますと、全部種馬というのは種牡馬をさしておることは明らかじゃありませんか。あなた方規格を出しておられるでしょう。規格には種牡馬という規格は出しておりません。種馬というとで規格を出しておられる。すべて検定の基準になってるのは種馬幾ら、種牝馬幾ら、こうなってる。種馬というものは種牡馬のことをさしている。従来の通牒を全部変えられる意思があるのかどうか。
これが五箇年計画で、すなわち二十七年には種牡馬の全体の頭数を七千五百頭といたしまして、そのうち二%、すなわち百五十頭が軽種とするはずであります。その内訳はさらに六〇%がサラブレツト系、四〇%がアラブ系。軽種で申しますと九十頭がサラブレツト系統で、六十頭がアラブ系統、こういうふうにする見込みであります。ただしこれはただいまお話の種牡馬統制法等によつて強制的にするというわけではありません。